203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。のネタバレを詳しく紹介しています。
parasite garden が描く「203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。」は、
203号室に引っ越してきた「鞍馬 凪人」に片思いしてしまったOLが主人公。
好きな気持ちを伝えることができず、鞍馬が捨てたゴミを漁ってしまったり、名前を書かない手紙を出してしまうストーカーに。
(気づかれていない)
と思っていたけど、そのことは鞍馬に全部バレていて。
引っ越しを決意して最後の挨拶に行くと
部屋に押し込まれ
信じられない光景を目にしたあとで○されてしまう・・・
読んだ感想をひとことでまとめると
「鞍馬のストーカーレベルが尋常じゃなく恐怖だった・・・」
です。
ではここから「203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。」のネタバレなどを紹介していきます。
「203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。」全巻ネタバレ
203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。を結末までネタバレしていく前に主人公の2人を紹介。
ヒロイン
・「203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。」の主人公
・どこにでもいる普通のOL
・隣人の鞍馬が好きになってしまう
・恋愛下手
・好きになりすぎてストーカーまがいなことをしてしまう
・「恋は盲目」状態になっているが、それ以外はわりと常識がある
鞍馬凪人
・ヒロインの隣人
・いつもニコニコしてる
・旅行と写真が趣味で大きなスーツケースを持ち歩く

隣に引っ越してきた「鞍馬」という男に一目ぼれしてしまった主人公。
(鞍馬さん何してるのかなー)
(顔だけでも見たいなー)
仕事を終え家に帰ってきたのに
鞍馬が気になって玄関のドアを開けられないのでした。
カギを差しては抜くを繰り返していると
隣の部屋の玄関が開いて鞍馬が部屋から出てきて
「あ、お隣さんだー」
「遅くまでお仕事おつかれさまです」
「これからゴミ捨てに行ってきます」
主人公に声をかけてくれたのでした。
あんなに家に帰るのを躊躇してしまうほど
鞍馬の顔を見たかったし、しゃべりたかった主人公。
なのに、
「え、えっとー」
いざ鞍馬の顔を見ると緊張しまくり。
まともに顔を見れない始末。
(せっかくのチャンスなのにー!!)
上手くしゃべれない自分にモヤモヤしてると
「最近怪しい人がいるので気を付けた方がいいですよ」
鞍馬はそう言ってポケットからメモ用紙みたいな紙を取り出し
「おかえりなさい、お仕事おつかれさまです」
「いつも見てます」
と書かれた手紙を見せてくれたのでした。
鞍馬が見せてくれた手紙に動揺しながら
「け、警察には相談したんですか?」
聞いてみた主人公。
なぜならこの手紙は主人公が鞍馬の郵便受けに入れたもの。
「そんなレベルじゃないので大丈夫ですよ」
「おやすみなさい」
鞍馬はニッコリしながらそう言い残してゴミ捨て場に向かったのでした。

自分の部屋に入り、カーテンを開け、入居者専用のゴミ捨て場を覗いてみる主人公。
鞍馬がゴミを捨て終わったのを確認すると、静かにゴミ捨て場へと向かうのでした。
鞍馬が捨てたばかりのゴミ袋を開き、食べたもの、使用したティッシュ、書類などを持参した袋に詰めながら
(私は完全にストーカーだ・・・)
(誠実な鞍馬さんには私みたいな女は似合わないな・・・)
自分を(ダメな人間だ)と反省する主人公。
なのに、
「燃えるゴミと燃えないゴミが混じってました」
「私がきちんと分別しておきました」
再び手紙を書いて鞍馬の郵便受けに入れてしまったのです。
翌朝、
出勤するときに鞍馬と顔を合わせて
「また手紙が届いてたんですよ」
手紙のことを言われてしまった主人公。
さらに
「きっとこの人は不器用なんですね」
「直接言ってくれたらいいのに」
鞍馬は手紙の送り主は誰なのか?特定してる雰囲気。
居ても立っても居られなくなった主人公。
「い、いってきますっ!」
その場から逃げるように立ち去り
(もうだめだ。完全にバレてる)
(こんなことは終わりにしよう)
大好きな鞍馬から離れる決意。
一方的に鞍馬と別れる決意をして引っ越しすることにしたのでした。

運送会社に連絡をした主人公。
それから数日後。
荷物を整理して引っ越しの準備は完了。
「あとは」
「最後に・・・」
と思って大好きな鞍馬の部屋を訪ねた主人公。
(せめてもの罪滅ぼしに・・・)
そう思いながら用意したお土産を手渡し
「引っ越しすることになりました」
「短い間でしたがお世話になりました」
さみしそうな表情をしながらお別れの挨拶をしたのでした。
なのに、
「せっかく仲良くなれたのになぁ」
残念そうな表情をする鞍馬。
(僕はなにも知りません)みたいな顔で
「最後にお茶でも飲みませんか?」
「ストーカーさんが頑張って差し入れてくれたものですが」
主人公と一緒に言ってきたのです。
予想もしなかったその言葉に「嬉しい気持ち」はあるものの
(絶対に嫌われてる)
(一緒にいるだけで心臓が爆発しそう)
同じ空間に居ることはできないと判断した主人公。
「私はこれで失礼します!」
急いでその場から立ち去ろうとダッシュするも鞍馬は主人公の手を握り
「いいからいいから」
強引に引き留めたのです。
ニコニコしてる鞍馬を顔を見て
(もう鞍馬さんには迷惑はかけれない)
申し訳ない気持ちでいっぱいの主人公。
「ストーカーは私なんです!」
「本当にごめんなさい!」
言わずに去ろうと決めていたけど
すべてを正直に打ち明けたのでした。
主人公の言葉を聞いて沈黙した鞍馬。
(完全に終わった)
そんな風に絶望してると
鞍馬はクールな表情のまま
「知ってるよ」
主人公の腕を引っ張って部屋に連れ込んだのです。

勢いよく手を引っ張られたことで倒れてしまった主人公。
驚いてるというのに
「ストーカーさん、念願の男の部屋に入れた気分はどうかな?」
壁一面に貼られた大量の自分の写真を目にするのです。
・自分の部屋の写真
・着替えてる写真
・外出してるときの写真
を見て
「鞍馬さんは私を盗撮してたんだ」
「鞍馬さんは私をストーカーしてたんだ」
と瞬時に判断した主人公。
(この人はおかしい)
(急いで逃げなきゃ・・・)
立ち上がって部屋から脱出しようとするも
主人公を妨害したのは「主人公にそっくりなダッチワイフ」。
身長、体重は主人公と同じサイズ。
さらに、主人公が捨てた洋服まで着ているのです。
(逃げなきゃ・・・)
(こわい・・・)
そう思ってるのに、
恐怖で全身が震えて力が入らない主人公。
口を押えられ助けを呼べない状況にされて
「ごめん勃起しちゃった」
「このまま○してリアルダッチワイフ作ろうかな」
大好きだった鞍馬は
正真正銘の異常すぎるストーカーだったと身をもって知ることになってしまう・・・
203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。
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203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。 感想
フラれるのが怖い。
嫌われるのが怖い。
そんな気持ちから鞍馬に告白できなかった主人公。
「鞍馬がどんな生活をしてるのか?」
好きな男性のことを少しでも知りたくてストーカーまがいのことをしてしまったせいで、
スーツケースに入れられてしまう・・・
という結末になってしまった「203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。」でした。
鞍馬の部屋に入って最初に目撃したのは「壁一面に貼られてる自分の写真」。
知らないうちに自分の部屋にカメラを仕掛けられていたことを知り
(この人やばい)
血の気が引いてしまいます。
急いで逃げようとするも、部屋から脱出するのを邪魔したのは「自分そっくり」なダッチワイフ。
しかも、主人公が捨てた洋服まで着せてる異常っぷり。
手で口を押えられ息ができない状態にされ苦しくて意識が遠のいていく中で
「リアルダッチワイフにしちゃおっかな?」
冗談とも嘘ともとれない怖い言葉。
そして
「前の職場からずっと見ていたよ」
信じられない言葉を聞かされて絶望してしまいました。
(このままじゃ○されてしまう・・・)
命の危険をリアルに感じた主人公。
・全裸になり
・フ○ラさせられ
・床に発射した精子を舐めさせられ
鞍馬の命令に従うことしかできません。
そのあとも、
・ガムテで手足と口を拘束され押し入れに押し込まれ恐怖を味わされたり
・動けない状態で電マを当てられたり
精神的に追い込まれてしまいます。
恐怖で頭が混乱していても
「解放してください・・・」
心の底から願った主人公。
なのに・・・
鞍馬の異常すぎる狂気が恐ろしかったけど面白かった「203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。」でした。
203号の隣人は鍵束ひとつ残して消えた。
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