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「先輩、そんなの知らないです 〜伴奏していた彼の指は今、私の膣内を乱してる〜」作品情報

中学生時代、一つ上の先輩に告白された。

ピアノを弾く、細くて長い指先が綺麗な人。
それでいて顔立ちも成績も、田舎の学校の中では群を抜いて良かったから
とても目立つ人だった。

付き合った後もフラれて傷つくのが怖くて
結局自分からお別れを告げて、すぐに別れてしまった。
本当は、めちゃくちゃ好きだったのに。
その気持ちはやがて執着のようになっていってー…

大人になった今でも、こっそり先輩のSNSを覗き見るのがやめられないでいる。
ある日、自分がSNSにあげた投稿に先輩が見た跡を見つけた。

勇気を出して送ったDMから、先輩と5年ぶりに会うことに。
あの頃と変わらないまま、かっこいい先輩。
けれども私とて、あの頃のピュアな少女ではない。

「先輩のこと本当に好きだったんですよ。別れたのも、好きすぎたからで…」
「ふーん。じゃあもう、好きにならない?」

先輩に唇を奪われて、見つめられる。

「…これ以上しても、好きにならないでいられるの?」

あの時憧れていた先輩の、ピアノを弾く綺麗で長い指は今夜、
ベッドで私の身体をなぞっていてーー

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